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秋のドライフライの釣り。ライフタイム・レコードねらえます。

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Tips=目の前の自然をよく見ること。

 秋のスティルウオーターのドライフライ・フィッシング。ポロシリは今年も好調です。弊社のインスタをご覧ください。

 左のSさんは、長い休眠期間を経て釣りを再開して3年めのフライアングラーです。ポロシリに来るようになって、秋のスティルウオーターの釣り2年めにして大型をキャッチいただきました。よかったですね!

 ガイド時にクリニックを受講されたゲストなどは、全員ライフタイム・レコードと言えるような大型ニジマスをキャッチいただけています。

 中には、フッキング後すさまじいトルクとスピードで走る60cmから70cmの超大型に翻弄され、惜しくもラインブレイクに終わったり、やり取りの最中にバレてしまった人もいますが、新しい課題ができたことと思います。

 さて、ポロシリに毎度大型が釣れる理由は何かと聞かれれば、答えはとてもシンプル。ジャーン。”自然をよ〜く見ているから”?

 

同じ1日はないということ。

 さて、私が知る限り、同じ日に同じ湖にいたのに”釣れなかった”という人には共通項があるような。

 その一つが「インターネットに出ていた」「メーカーのSNSで知った」「著名人のブログで見た」など、過去の誰かの情報をもとに釣り場を選んでいる点です。また、ひとたび釣り場に着いて荷物を置いて釣りを始めたら、状況が変わっても同じ場所で釣り続けているアングラーである点も共通の特徴でしょう。

 情報収集した場所で釣ることそのものはさほど悪くない。最初はそれでもいいと思う。でも、その情報にこだわってると自分の感覚や頭脳を使わなくなっちゃう。思考停止しちゃう。これは釣り方も同じ。

 釣り場の状況に「昨年と同じ」「昨日と同じ」「午前中と同じ」はないに等しいといえます。昨日釣れたからといってたった今もマスがそこにいるかというと、そうではないことのほうが多い。

 朝と昼間では違うかもしれないし、アイスオフ直後の早春と夏ではもっと違う? ともあれ、マスがその日その瞬間の自然に合わせて行動してることは間違いなさそうです。

 マスは必要に応じて必要なだけ移動します。さっきそこにいたマスはいなくなっちゃう。そして、マスが1尾もいない場所へ向かってキャスティングをいくら続けても、マスが釣れるはずがありません。

 

世界と日本の違い。

 U.K.、欧州、オセアニア、南アフリカ、カナダB.C.州など西海岸周辺、近年の米国もそうですが、地球上の名だたるスティルウオーターでマス釣りを楽しんでいるフライアングラーの多くが、原則としてボートを使うのもそんな理由から。そう。必然として、たった”今”に合わせてすみやかに場所を移動したいからです。嘘だと思うなら”ググって”みるといい。

 釣れない理由は、フライパターンでもタックルでもない。リグでもラインでも、ロッドのブランドでも値段の問題でもない。そして、キャスティング技術の巧拙でもない。

 「名キャスターとして知られるフライアングラーが3日間ある湖を釣ってオデコだったらしい」。今年よく耳にする話です。

 辛かっただろうなー。でも! 著名人であれ、たとえどんなにすごいディスタンスキャストができる優れたフライキャスターであれ、マスがいない場所で釣りを続ければオデコになっちゃう。

 フライキャスティングはとても興味ぶかく面白いスポーツです。でも、自然の中の釣りはキャスティングの試合やイベントじゃない。そして、マスがいるところで投げなきゃ魚は釣れない。

 釣りはそういうもの。そして、フライフィッシングは、誰がなんと言おうと魚が相手の自然遊びなんですね。

 

マスは今どこにいるのか?

 マスがたった今目の前の湖のどこにいるか。それを推しはかるのがスティルウオーターの釣りのスタート地点です。

 そして、いっとう面白くて最高にワクワクする部分の一つもここじゃないかと。フライフィッシング専門誌の編集者になってからーーつまり、釣りを見るプロになって以降ーーバスボートを用いたバスフィッシングが初めて「これは面白いなぁー」と感じたのも、バスのつき場を推測するための基礎知識として、釣りをする水域の”ありとあらゆること”を知っていく、準備の過程だったような。

 そうだ。ポロシリは過去、多い年は年間60日間くらい、バスボートに同船して日本きってのバスプロたちの撮影をしていたことがあります。思えば、今につながるよい経験をさせてもらったと思う。お世話になりました。

 ポロシリのクリニックでは、基本の釣り方はもちろんのこと、湖のマスを釣る際に「何を鑑みなければならないか」、その基本についてしっかり解説しています。釣り人ならば誰もが知っておきたい、スティルウオーターの自然とそこに生息するマスにかんする知識です。

 バンクやウエーディングで釣る際はもちろん、船外機付きボートやフローターで釣る際にも欠かせない知識でもあります。ホームが東京のアングラーなら、春の芦ノ湖や初夏の中禅寺湖、秋の丸沼や菅沼などで、その経験と学んだ知識を活かしてエキサイティングな釣りを一人で楽しむことができるようになるはずです。

 ちなみに、釣りの舞台となる湖やリザーバーのようなスティルウオーターの自然そのものの諸現象というのは、総合科学の、世界共通の一つの学問になっています。国内にも学会があり講義を行なっている大学や、研究室もあります。知っていますか? そう。今も研究が続けられている興味ぶかい世界なんですね。

 普遍的な知識は、時間が経過しても目減りすることもなければ、変わることもありません。半永久的にずっと使うことができます。資産になります。蛇足だし手前味噌ですけど、お得です。ポロシリのクリニックは(笑)。

 

スティルウオーターの釣りを始めよう!

 大先輩たちを見ていればわかる。若い時、どんなにタフだった人でも川を自由に歩けなくなる時が来るということが。脚力が衰えたら川の釣りは楽しめない。フライフィッシングのリタイア年齢をより先延ばしにできる釣りは、スティルウオーターの釣りにほかならない。ボートフィッシングなら、エンジンやエレクトリックモーターが脚の代わりになってくれる。

 若い頃は川のドライフライ・フィッシングばかりやってた人も、還暦過ぎたら湖やリザーバーで釣りを始めたらいい。60代はもちろんきっと70歳を過ぎても、フライフィッシングにワクワクすることができるはずです。これからスティルウオーターの釣りを始めたいという方、お気軽にポロシリまでお声がけください。喜んでお手伝いいたします。