突然ですが、オフシーズンの間、ウチのウェブサイトでいちばん人気のページは、表題の「十勝を釣る道具」のよう。これって、多くの人にとって道具選びが切実である証なのかも。
また、何を隠そう、日本国内でこのページをご覧になっている人数がいちばん多い市町村区は、ジャーン! 第1位は札幌市在住の方。道内では、次いで帯広市の方なのであります。さもあらん!
そこでポロシリから提案。お住まいの地域にかかわらず、十勝を釣るのにどんな道具を用意してよいのかわからない、あるいはそんな検索をしてこちらにいらした方は、「ガイドフィッシングの準備」も合わせてご覧いただければ幸いです。道具ページに記した内容の意味がさらに立体的におわかりいただけるはず。それに、みんな大好きフライパターンに関する記事もあります。読めばタックル全体の”バランス”がとれることうけあい、です。
しかしながらこのページ、「タイトルがよくなかったのかなぁー」と反省しきり。「オレには関係ない」と思っちゃうのか、道内の方はほとんどご覧になってらっしゃらないような。もとより書き手の能力が低いせいなのですが、互いに補完しあっているコンテンツです。ぜひ一度ご覧ください。
おしまいに、ある米国のロッドメーカーが出した往年のカタログ中の"Line Sizes"のページから、シングルハンド・ロッドの6番ライン(およびロッド)について簡潔に説明した一文を紹介しましょう。
これ、本稿に関係あるのかって? もちろん!
言いたかったのは、マスがマスであり続ける限り、道具に関して必要な情報の”多く”は、こんなふうに数十年前とおんなじなのかも、そんなあたりであります。
6-Weight Line. An excellent all-around rod for trout fishing with nymphs, small streamers and dry flies in a multitude of fishing situations. With the proper selection of lines and leaders, you can effectively handle almost all trout fishing conditions with this line size and handle windy conditions. You can comfortably made delicate casts as short 35-feet, and yet easily reach out over 70 feet when you need to.
(右)自分の釣りが劇的に変わらない限り、サオに求める”調子”は変わらない。低番手のそれは、竹やファイバーグラス製もいいけど私はグラファイト製でもじゅうぶん幸せ。50万円のサオを買う予算があるなら、サオは5万円にして残り45万円ぶんは釣りそのものに費やしてはいかがでしょう? なんてったって人生の残り時間はお金より大事。時こそ金なりではなかろうか? と思うのであります。写真はゲストの元に”嫁いで”いったマス用4番指定のグラファイトロッド。同じシャフトのお化粧違いの1本は今も私の手元に。現役の”スタメン”です。
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