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盛夏のボートの釣り

盛夏ならアメマスは産卵前。よく太っていてコンディションも上々です。
盛夏ならアメマスは産卵前。よく太っていてコンディションも上々です。
昨今、特定のスポットをドローンで撮った写真や動画はあれど、リアルな湖底図はまだまだ。ということで本邦初公開? これは、ガイドしているスポットの一つをポロシリの魚探でスキャンして生成した3Dマップ。もうほとんど答えが書いてあるような!?
昨今、特定のスポットをドローンで撮った写真や動画はあれど、リアルな湖底図はまだまだ。ということで本邦初公開? これは、ガイドしているスポットの一つをポロシリの魚探でスキャンして生成した3Dマップ。もうほとんど答えが書いてあるような!?
揺れる船の上での撮影はちょっと大変だから使えるカットは希少。この1枚は2016年。
揺れる船の上での撮影はちょっと大変だから使えるカットは希少。この1枚は2016年。

 ポロシリの夏の恒例メニューの一つがスティルウオーターのボートフィッシングです。例年、湖やリザーバーの表層の水温が1年で最も高くなる頃からがその盛期です。広域を釣る時は船外機付きボート、場所によっては一人乗りのポンツーンやフロートチューブを使います。真夏にボート? と思うかもしれませんが、盛夏でなければ成立しない釣りは湖にもあるんですね。

 実際の現場は限定されていてライズもボイルもないのですが、フライに対するマスの反応はじつに顕著です。スイートスポットの位置、リトリーブレートやフィーディングデプス、フライなど、すべてをぴったりアジャストできると、ワンキャスト・ワンフィッシュになることも少なくありません。

 さて、日本のフライアングラーにはなじみのうすいボートのマス釣りですが世界では事情が異なります。EU諸国を中心にカナダやオセアニアの一部地域では人気で、ヨーロッパなどでは湖やリザーバーでボートによるフライフィッシングの試合が定期的に行なわれているほどです。また、世界を同じテーブルに並べたなら、お隣米国は遅れている国に分けられるでしょう。

 試合による恩恵は推して知るべし、です。ボートの使い方、釣り方と装備、タックル選びとフライ、戦術にいたるまで、日本のフライアングラーに想像できない水準ですべてが洗練されています。で、試合をとおしてそれらにガツーンと影響されちゃったのがポロシリというわけです。

 トライしてみたい方は来年の夏にぜひ。一緒に楽しみましょう!


 

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