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2020年6月

6月になれば庭のフランスギクが咲き、川へ続く原っぱでは日中エゾカンゾウのヤマブキ色の花が綺麗です。蛇足だけど、久しぶりにロッドを1本破損しました。続く7月、さらに1本折っちゃうことになろうとは、この時は思いもしなかったのですが。
6月になれば庭のフランスギクが咲き、川へ続く原っぱでは日中エゾカンゾウのヤマブキ色の花が綺麗です。蛇足だけど、久しぶりにロッドを1本破損しました。続く7月、さらに1本折っちゃうことになろうとは、この時は思いもしなかったのですが。

 例年6月はゲストといろんな釣りをしています。

 今年は新型コロナの影響で5月の時点でキャンセルが相次ぎ、例年のような忙しさになったのは6月第1週の終わりからでした。

 それでも、いつもと同様に、湖のショアからの釣り、湖のボートの釣り、川と、さまざまな釣りを楽しみました。湖ではシングルとツーハンド(そのうえ、ボートとウエーディングがあります)、川ではシングルの釣りはもちろん、水温もまだ盛夏ほど高くはないため、秋から冬にかけての時期と同様に日中に大きな流れでスイッチロッドなどツーハンド・ロッドの釣りが楽しめる季節でもあります(流下するエサを意識した釣りがぞんぶんに楽しめるという意味では、秋冬より面白い!)。

 仮に「1日楽しくマスと遊ぶことができればよい」とするなら、ドライフライ、ニンフ、ウエットフライ、ストリーマーというように、季節の進みぐあいやその日の天候など状況に合わせて、もっともエキサイティングな釣りが楽しめるであろうメソッドに小刻みに変えていくのが理想です(ポロシリでは、釣りの内容は”おかませ”のゲストがいちばん多い)。大型がライズしていればドライフライ、なければ即座にほかのメソッドといった感じです。

 もっとも、多くの種類の釣りに対応すれば、用意すべきフライやライン、ロッドの種類が多く(さらにはボートや備品などの準備も)、頭の切り替えはもちろん、集中力と時間を要します。しかしながら、こんな煩雑さも1年に一度です。6月恒例の楽しみのうちと割り切っています。