前後しますが、今年5月の話。
新型コロナの影響で、いただいていたご予約のほとんどがキャンセルになったのですが、釣りそのものは例年に増して楽しい5月になりました。右の写真をご覧あれ。
印象深かった出来事が三つ。一つめは、最後の最後でバレちゃった大型ニジマス。最初下流に30mほど走られたのですがどうにか寄せ返して……そう、トップガイドにリーダーが入った頃、理由がよくわからぬバラシでおしまいに。イトもハリも問題なしでした。マスは丸々と太った推定60センチくらい、エラのあたりが真っ赤に染まっていたのが印象的でした。おそらく、この時期ならではの特定のエサを捕食していたんだと思います。おかげで仕込みのプランが。来年が待ち遠しい!
二つめは、これまでのキャリアでもっともすごい一荷(一度に2尾釣ること)を経験したこと。その日掛かったのは、60台のアメマスと50台のニジマスの2尾(笑。おそらく、先にアメマスが掛かって次の瞬間にニジマスが食ったのだと思います。やり取りの終盤、より大きなアメマスを先にネットに入れた瞬間、なんと! ネットのハンドルが折れるハプニングが発生。やむを得ず残りのニジマスはハンドランディングすることに(笑。けっこう寒い日だったのに上半身びしょ濡れになった。でも、無事キャッチしました。
三つめは、暴風雨の荒れた日にツーハンド・ロッドでロングキャストし、遠くでフッキングした大型アメマスと思しき魚。ハリがかり直後から相手はすごい力で頭を左右に振って抵抗。水面に近い深さで掛けたため水飛沫まで見えました。高番手のサオを水面に向けしっかり曲げて応戦したのですが、これもまた理由不明のバラシ。残念無念。
いずれの釣りにも課題ができました。来年の5月が楽しみ。
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