スティルウオーターの3試合で使ったストリーマーに次いでドライフライを紹介したいところですが、ポイントに貢献した順番ということで今回はニンフを。
右はタスマニアのフィッシングガイド、Bill Beckビル・ベックさんによるKrystal Flash Nymphクリスタルフラッシュ・ニンフです。これ、じつはすでに十勝の川のニジマスを相手に何度となくいい思いをしているパターンで、今回はブラウンを相手にミアンダーリバー戦でポイントに貢献してくれたニンフです。
考案者であるBillさんは、リザーバーに生息している当地のメイフライに合わせて茶色のウルフパターン(サイズ#10)とチームで使っているようですが、川でも、またニンフだけで使用しても効果があります。右の写真ではバーブのあるフックに巻かれていますが、試合ではバーブレス・フックを使いました。
オリジナルはサイズ#14、ソラックスのマテリアルはアントロンのチェストナット。ウイングケースとテイルはブラウンのハックルファイバー、アブドメンはフライ名のとおり、クリスタルフラッシュです。
以下は、その使い方の例です。essential FLY FISHERさんのページより転載。
"For the last few seasons this fly has taken the most fish of any pattern used. Normally fished 3ft under a big indicator fly like the Brown Wulff with a fluorocarbon dropper. This fly appears to imitate the sub surface mayfly nymph during its emerging phase and is as effective during a hatch as before. Fished best with a floating fly line. If fishing by itself try a very slow figure 8 retrieve, just keeping in contact with fly".
釣り場ごとのレギュレーションは考慮しなければなりませんが、上記の釣り方は、モンカゲロウなど日本国内の湖のメイフライの羽化時の釣りにも流用できます。ボートでもウエーディングでも楽しめるメソッドです。
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Ishida (火曜日, 21 1月 2020 09:05)
ドライフライにニンフをトレーラーにするのって海外の情報で良く聞くので、世界的には一般的なんですね。今度やってみよ…
管理人 (水曜日, 22 1月 2020 10:19)
Ishidaさん、コメントありがとうございます。仰せのとおりでございます。ぜひお試しあれ。