Polaroid glass

 今年の冬、偏光グラスを新調しました。製作をお願いしたのは、千葉県にあるカトウオプトワークスさんです。

 

 レンズはガラス製のタレックス社製。フレームはいつもと同じ、カトウさんところの「シェーカーロイド」。イタリアはマッケリー社のセル生地で作られた、じつに古典的なボストンタイプのセルフレームです。

 20年ちかく、私のポラロイドグラスはこの組み合わせ。これまで、失くしたり視力が変わるたび、カトウさんところで誂えてきた。新調しても誰も気づかないのが玉に傷だけど、変えなくてよいものもあります(笑。フレームのシェーカーロイドは在庫限りだったようで、今回もどうにか同じものを作ることができました。

 1本誂えるのに5万円少々。でも、シーズン中は毎日川の中を歩くわけだし、こればかりは安物じゃあねぇー。私にとっての偏光グラスは、目はもちろん、自分の身や、仕事の質を守ってくれる大切な道具です。

 

 この数年は、晴天用に1本、曇天および薄暮用の1本に加え、予備としてオールラウンドなレンズを入れた1本を加えた計3本の偏光グラスを持ち歩いています。また、ひと目で区別できるように、レンズごとに色違いのフレーム(いずれも同社のシェーカーロイド)に入れています。

 老眼はそれなりに進行していますが、今のところフィールドで老眼鏡は使っていません。光量が少ない時や小さなフライを結ぶ時だけ、撥ね上げ式の、帽子のつばに付ける拡大鏡、昔ながらの「フリップフォーカル」で間に合わせています。新調した1本も遠近両用のそれではなく、眼科の眼鏡処方にならって”度”を入れただけのものです。私にはこっちのほうが性に合ってるみたい。

 

 さて、今回の事の発端はリテーナーでした。細部を確認せず、いつものCHUMS製と思って買ったものがなんと類似品で、フレームを差し込む部分が少々緩かったのですが、日々ガイドが続くシーズン中だったし、近所に売っているお店も知らないし、騙し騙し使ってた。すると、ある時何かの拍子にリテーナーから抜けて川に落っこちちゃった。必需品だし、大切に使ってきた愛用品だったからとてもガッカリしたのでした。

 教訓。偏光グラスのリテーナーは、ちゃんとしたものを使うべし。

偏光グラスのリテーナー(写真右下)はとても大事なツールです(笑。それと、盛夏に、アブやハチにたかられたくなかったら、真っ赤や真っ黒のリテーナーは避けたほうがベターかも。消耗品だし、今後は好きな色を見つけた時にまとめて買っておくことに。
偏光グラスのリテーナー(写真右下)はとても大事なツールです(笑。それと、盛夏に、アブやハチにたかられたくなかったら、真っ赤や真っ黒のリテーナーは避けたほうがベターかも。消耗品だし、今後は好きな色を見つけた時にまとめて買っておくことに。