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Mid Spring

旬を楽しむ

 こと釣りにかんしていえば、”いつもおんなじ”は飽きちゃうほう。

 それでなくてもフライフィッシングなんだし、いつもおんなじ川、おんなじメソッド、おんなじ対象魚ばかりじゃ飽きちゃう。

 ドライフライ結んでライトライン・タックルで小ぶりなマスを相手に数釣りをするのも好きだし、ニジマスの大ものねらいも好き。ハイキングのような山岳渓流の釣りも好きだし、”風にまかせて”広大な湖を巡るボートの釣りも好き。ツーハンド・ロッド遊びも、ニンフはもちろん、ウエットフライの釣りもキャストとストリップを繰り返すストリーマーの釣りも、ぜんぶ好き。暦を追うようにして、違うフィールド、違う対象魚を相手に、まったく違う釣り方や仕掛け、道具だてで釣りをするのが好きです。

 旬を楽しまないのはもったいない! 同じ季節は1年に一度しかやってこない。10年間続けても、たったの10シーズンしか経験できない。でも……たったの10シーズンでは……その釣りのことはよくわからない。そう思ってる。それに、さまざまなラインと仕掛け、フライを用いていろんなキャスティングを楽しみたいっていうのもある。まぁー、欲張りなんですね(笑。

 フライフィッシングの中で、いつもおんなじほうがいいと昨今私が思っていることといえば……。そうだなぁー、しいてあげるならフライリールくらいのもの。いつもおんなじデザインのリール使ってるほうが、本当のところは使いやすいよなぁー。そう思ってる。

 写真はシーズン初期の”だぶはん”遊びで釣れたアメマス。まだダウンジャケットを羽織るような季節、十勝にやってきたゲストたちはみな満面の恵比寿顔で帰っていきました。来年のこの釣りを約束して、アハハハッて笑いな

秋の産卵から回復した魚体はコンディションも良好。”引き”も強くで釣り味がよく、とても楽しい。60㎝を越えるようなヤツはリールからラインを引きずり出していくのであります。
秋の産卵から回復した魚体はコンディションも良好。”引き”も強くで釣り味がよく、とても楽しい。60㎝を越えるようなヤツはリールからラインを引きずり出していくのであります。

がらガッチリ握手をしました。メデタシメデタシ……。

 ここでひらめいたインスピレーションは……盛期の川のニジマス釣りやなんかに活きてくるなぁー……ウン。たぶん、そうに違いない。

 

 そんなことを感じた2018年の春でした。


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コメント: 2
  • #1

    なべ (木曜日, 31 5月 2018 18:49)

    「旬」素敵ですね~。釣りも食べ物も、人間も?やっぱり「旬」が一番!これからも楽しませて下さいね。

  • #2

    管理人 (木曜日, 31 5月 2018 19:38)

    なべさん、こちらこそ! 旬の釣り、これからも一緒に楽しみましょうね!