Single Handed Rods for 6wt Lines

肝心なのは、小指と薬指が当たる太さ

 

 6番ライン用のシングルハンド・ロッド、使ってますか? 
 シングルハンド用の6番ラインは、AFFTAの規定によれば基準値が160グレイン(先端30フィートの重さ)。5番ラインに比べ、”かさ”や大きさ、重さがあるものをキャストできるのはもちろん、同じものならゆとりをもって投げることができます。重さに比例して表面積も大きくなりますがそこは使い方しだい。私はよく使うほうです。

 昨年は、それまで温めてきた二種類の釣り方を、初めてサービスに落とし込むことができた年でした。運用までに時間を費やしたかいあって、ゲストに新たな発見と驚きを提供することができました。使ったのは、ともに6番ライン用のシングルハンド・ロッドです。私としては、新しい鉱脈をまた二つ見つけた気分です。
 ともあれ、こんな釣りが提供できたのも、「デリバリーするものにならってラインの番手を変えればよろしい」とした、”フライフィッシングの仕組み”があってこそ、です。知れば知るほどに、フライフィッシングってすごいなぁー、と思います。

 高番手のロッドを使う際、注意をはらうべきことの一つがグリップの太さです。欧米メーカーの高番手シングルハンド・ロッドのグリップは、多くの場合において日本人の手には太く、しっかりと握ることができません。そして、握力がじゅうぶんに伝わっていないとシャフトを意思的にコントロールしづらく、疲れやすくなります。

 特に小指と薬指が当たる部分です。ここの太さを調整しておくことをおすすめします。この長さにして4センチ程度の部分の直径を少し小さくするだけで、同じシャフトでも、驚くほど使いやすくなります。ロングキャスト時には、効果てきめんです。

 調整は、旋盤などで削るのがいちばんですが、丁寧にやれば案外手作業でもうまくいきます。短冊状にカットしたサンドペーパーを削りたい部分に包むように当て、太ももの上などで前後に回転させながら削ると、少しくらいの調整なら自分でできます。

 グリップは身体の中で唯一ロッドとコミュニケーションをとることができる場所ですから、留意が欠かせません。知恵と道具は使ってこそ、です。

現役の6番ライン用ロッド。最新鋭のロッドではありませんが私には十二分の性能。また、じかに会ったことがある設計者が手がけた数本には格別の思い入れがあります。この2本もそう。当時の日本語版カタログ添えでどうぞ(笑。
現役の6番ライン用ロッド。最新鋭のロッドではありませんが私には十二分の性能。また、じかに会ったことがある設計者が手がけた数本には格別の思い入れがあります。この2本もそう。当時の日本語版カタログ添えでどうぞ(笑。

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コメント: 2
  • #1

    なべ (火曜日, 20 2月 2018 19:52)

    うっとり・・・

  • #2

    管理人 (水曜日, 21 2月 2018 10:33)

    なべさん、コメントありがとうございます! 兄貴のコレクション、業務用に分けてください(笑。